3回生のヨーヨープレイヤーYasutaka Maedaです。
メンバーコラム第三弾は
僕がヨーヨーの全国大会『Japan National Yo-Yo Contest(通称JN)』に初参加したとき(2019年)の感想です。
通称を覚えてほしいので以下JNで統一します。
ヨーヨーのことに関してのネット記事はすでにたくさんあるので、今回は僕自身がどのように感じたかを中心に述べたいと思います。
JNにはいろいろな競技がありますが、僕が出たのは日本チャンピオンを決めるフリースタイル競技1A-5A部門のうちの1A部門です。
ワイルドカード(準決勝進出まで)
まずはJNの準決勝の出場権を決める戦い『ワイルドカードラウンド』に出場しました。
JNはその年の西日本(WJ)、九州(SJ)、中部(CJ)、関東(EJ)、北海道(NJ)の5つの地区大会、前年度、前々年度のJNの結果でシード権が与えられます。
具体的には準決勝からスタートか、あるいは準決勝をスキップして決勝を戦えるのかというのが異なります。
準決勝、決勝の出場権を持ってない選手が準決勝に出場するための戦いが『ワイルドカードラウンド』なのです。
僕は先ほどの大会のどれにも出ていないので、ここからスタートしました。
ワイルドカードでは各プレイヤーが30秒間フリースタイルをします。
僕は
「2016年九州大会6位で一回JN準決勝の出場権を手にしたことがある(このときはJNに出られなかった)。
だから大丈夫だ!」
と謎の自信をもっていました。
それからここまで3年も大会に出てないというのに…
もちろんかなり緊張はしましたが、謎の自信で自分をコントロールでき、ノーミスで終えます(そのあと喜びのダッシュをしました)。
実際の動画がこちらです。
そして結果はこちらです。

出典:2019 JAPAN NATIONAL YO-YO CONTEST
一位通過やりました!
演技順一番だったこともあり、結果発表時点でもう準決勝の準備は万全でした。
準決勝
しかし問題はここから。
準決勝では90秒のフリースタイルを行います。
「JN決勝に進出するために戦う」ことは、僕にとって全く新しい挑戦なのです。
僕はここでむしろ
「変に気負うのはよそう。
なんならさっきと同じようにすればいけるんじゃないか」
などと思っていたのですが、直前になってどこからともなく得体の知れない緊張感が襲ってきます。
それも全くコントロールできないほどです。
そのままフリースタイルはボロボロに。

出典:2019 JAPAN NATIONAL YO-YO CONTEST
結果は39人中の20位。
(太字が通過者です。)
決勝進出には遠く及びませんでした。
ここで僕はさっきまでの謎の自信とかすぐになくなって、なんで緊張したのかを考えます。
そして
「自分がJN決勝に値する人間ではないと心のどこかで思っているからおびえるのだ。本当の実力、経験を身につけてそこから生まれる自信がなければこれには勝てない。」
と考えました。
その後
僕はこの敗北をきっかけに、様々なことを行いました。
技を全体的に難易度上げしたり、RefleXへのパフォーマンス依頼にたくさん出演させていただいたり、練習会に行ってフリースタイルを見ていただいたり…
その結果翌年のJNで決勝に進出できました。

出典:2020 JAPAN NATIONAL YO-YO CONTEST
しかし最近行われた2021中部大会(CJ)で思った通りに行かなかったりと、今に至るまでうまくいったりいかなかったりというヨーヨーライフを送っております。
最後に
僕にとって2019のJNはヨーヨーをやる上で大きな学びがあった大会でした。
ここではただ自分語りをしただけですが、読んでくださってありがとうございました。
それでは。
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